具体的な鑑定内容を教えます!
では、次に、どういう運勢の内容を鑑定していくか、分かりやすく説明していきます。

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鑑定ケース1 占い好子さん(女命 昭和63年 1月15日15時15分生まれ)の場合

では、具体的に分かりやすく説明していきましょう。

★基本的に良い運命式(宿命)で、巡り来る運勢(大運)が良い人は相当の発展、成功をおさめます(基本が良くて、行運に恵まれた人)。

☆基本とは、運命式において、特に月柱の宿命星の組み合わせが良くて、12運星も強い場合(社会運、先天運)また、良い特殊星(守護神)がついていることも重要です。

例 月柱: 正官 − 印綬  建禄  天厨貴人

占い好子さんの場合は
月柱: 偏財 − 偏財 暮 飛刃

☆大運の青年期、中年期(30代、40代、50代)の働き盛りに、吉星(食神、偏財、正財、正官)などが巡って来る場合。

占い好子さんの場合は
0 - 7才 偏財
8 - 17 正官
18 - 27 偏官
28 - 37 印綬
38 - 47 偏印
48 - 57 劫財
58 - 67 比肩
68 - 77 傷官
78 - 87 食神
88 - 97 正財

しかし、実際には絵に描いたような幸運な人は極々まれで、その他の方が大勢です。

☆良い条件(相生)が重なったとき幸運があり、悪い条件(相剋)が重なった時、不運です。四柱推命はバランスを推理することが大事です。栄養のバランスが偏ると健康が保ち難くなるように、運命星のバランスが偏ると無事平穏が保ち難くなります。

この宿命星のバランスが吉(良い条件が重なる)のほうへ偏るとき幸運があり、バランスが凶のほうへ偏ったときは不運のことがあります。

☆東洋占星術の基本原理★

☆陰陽
中国5000年の歴史を持つ四柱推命は「陰、陽」の思想が基となっています。宇宙に存在するすべてのもの、森羅万象は「陰、陽」の性質を持つものから成り立っているという考え方です。

天と地、明と暗、男と女、表と裏、というようにお互いに相反する性質を持ちながら、相関関係にあるという考え方です。

有と無、+と−、というように考えると、永遠不変の法則があると考えたのです。

☆五行
五行とは、宇宙に存在するものはすべて、木、火、土、金、水の5つの要素で構成されていて、循環するという考え方です。
そして、5つの要素は、お互いに手をつなぎ合う「相生」と反発しあう「相剋」があり、四柱推命の重要なポイントとなっています。

☆相生と相剋の関係

☆十干(ジュッカン)
五行はさらに陰陽に分かれて、甲(コウ)、乙(オツ)、丙(ヘイ)、丁(テイ)、戊(ボ)、己(キ)、庚(コウ)、辛(シン)、壬(ジン)、癸(キ)に分類し、十干と呼びます。(十進法)

十干と陰陽五行
五行 木 火 土 金 水
陽干 キノエ ヒノエ ツチノエ カノエ ミズノエ
甲 丙 戊 庚 壬
陰干 キノト ヒノト ツチノト カノト ミズノト
乙 丁 己 辛 癸

☆十二支(ジュウニシ)
「地支」といって、子(ネ)、丑(ウシ)、寅(トラ)、卯(ウ)、辰(タツ)、巳(ミ)、午(ウマ)、未(ヒツジ)、申(サル)、酉(トリ)、戌(イヌ)、亥(イ)の12進法の周期を表します。

十二支と陰陽五行
陽干 ネ トラ タツ ウマ サル イヌ
子(水) 寅(木) 辰(土) 午(火) 申(金) 戌(土)
陰干 ウシ ウ ミ ヒツジ トリ イ
丑(土) 卯(木) 巳(火) 未(土) 酉(金) 亥(水)

☆「四柱推命」とは
生年月日時の四柱を太陰暦の干支で表し、干支特有の陰陽五行の相生相剋の関係を検討して、運命の強弱、運気の盛衰を推究する学問です。


凶星とは、元命に対して害になる通変星(つうへんせい)のことです。
自己から数えて、七つ目の通変星が凶星となります。これらの関係を「七殺」(ひちさつ)といいます。



☆身旺身弱
運命のバランスが平均以上のものを身旺といい、平均以下のものを身弱といいます
その測定基準のポイントとして、下表の生まれ日の天干と生まれ月の十二支から判断します。


また、別の測定方法として、命式中に、比肩、劫財、印綬、偏印がある場合、帝旺、建禄、長生、冠帯がある場合は、身旺のポイントとして数えられます。
逆に、偏官、正官、衰、病、止、暮、絶などはマイナスポイントとして数えられます。



身旺の者は社会に立って活躍し得る力が備わっています。(社会の実力者、有力者となり得る)また、身旺の者は幸運に巡ると大発展します。不運に巡っても抵抗力があります。

身旺過剰となる者は、自我性強く、対人関係に摩擦が起こり、夫婦間にもトラブルが多いでしょう。

身旺の中でも過旺の人は、さらに旺運の行運に巡るのは危険信号となります。旺じて、その分を越え、運気のエネルギーがオーバーフローするからです。
身弱のなかでも過弱のものは、衰運にめぐるのは危険です。

☆【空亡(くうぼう)】
運命式に空亡が2つ以上ある人は、不思議に薄幸な人が多い。年月ともに空亡があるのは男女ともに身内の縁が薄く、常に予想外のことが起こる。
*生年柱空亡 親との縁が薄いか、他郷に出るかで祖家の恩恵を受け難い。
*生月柱空亡 兄弟、身内は力とならず、また生家、生地や夫婦の縁も薄い。
*生時柱空亡 若い時は発展するが、人生の最終の目標、希望は達し難く、特に子縁が薄い。
占い好子さんの場合は
日柱干支 己巳 空亡 戌亥
年柱支 卯 非該当
月柱支 丑 非該当
時柱支 申 非該当



☆【干合】 ○
人との連携、いわゆる手をつなぐ意味合いあり。
☆【支合】 ○
連携の力が増し、力のバランスが強くなる。
☆【三合】 ×
十二支のうちの特定の三支が結びつくと結束が強いとされる。
上記項目において、あなたの場合は
○は該当、×は非該当




☆【通変星(宿命星)】
月柱蔵干を中心星、または元命という。
宿命星は、1比肩、 3食神、 5偏財、 7偏官、 9偏印、
2劫財、 4傷官、 6正財、 8正官、10印綬
10種類があります。

☆【12運星】
1,長生 2,沐浴 3,冠帯 4,建禄 5,帝旺 6,衰 7,病 8,死 9,墓 10,絶
( 休  止  暮 )
11,胎 12,養
12運星は宿命星の強弱を示し、また性格、運勢も表現します。
運命式の四柱では、日柱と月柱が強い働きをします。
※ 強   長生 冠帯 建禄 帝旺
※ 中   沐浴 衰  胎  養
※ 弱   病  死  墓  絶
(休  止  暮)

☆【吉凶神殺星】
ここでは代表的なものだけを取り上げています。特殊神殺星は、数えあげれば100以上もありますが、いたずらに出しても混雑を招くばかりです。
☆天官貴人  ☆天乙貴人  ☆天厨貴人  ☆節度貴人
☆文昌貴人  ☆金与禄   ☆暗禄    ★羊刃
★飛刃    ☆紅艶    ★流霞    ★垣城
※☆が守護星、★が注意星

☆【おわりに】
人生は、「運」「根」「鈍」と云われるように、1に運、2には根気、3には辛抱です。

言い替えれば、根気よく、辛抱して、運を待つということです。ツキがまわってくる時節を待つのが大事です。

目には見えない大きな力、「運命」に支配されているからです。人は、いかになりたくても、総理大臣になれるものではありません。なりたくて、大企業の社長になれるものではありません。なりたくて、大スターになれるものではありません。

「運」がなくては、なりたくてもなれないのです。

一代で莫大な富と地位を築いた、ある人が云いました。

「私は運が良かっただけです、私よりも努力した人は世の中にたくさんいます」と・・・

天の時を得る、地の利を得る、この三拍子が揃った時、人は大発展し、大成功を見るのです。

★天の時を得る 良い大運、年運に恵まれる。
★地の利を得る 良い地盤、良い下地(命式、特に月柱)に恵まれる。
★勢を得る


人は自分一人の力で大成するものではありません。
良い協力者(スタッフ)に恵まれる、良い引き立て(バックアップ)を得る。

そして、良いチャンスを逃がさないように、ガッチリつかむことが大事です。

見しらぬところへ旅をする時、地図や時刻表を見たり、情報を集めたりします。
人生は後へは戻れぬ旅です。人生という未知の旅への情報源として、「四柱推命による占い鑑定」がより多くの人に幸運を収めていただく一助になれば幸いです。

                                              中国子平学会 深川青龍拝


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