あふれる希望をかき抱く

 「人生もうダメだ」、「にっちもさっちもいかない」、「ほうり出したい」……。人生をあきらめ、無理な我慢を重ねていると、想像以上のストレスで手相に勢いや覇気がなくなり、良くないサインが目立って増えます。

 むずかしいことですが、苦しい時ほど、その人の真価が試されています。苦しい時こそ、希望を持ち、燦々(さんさん)と注ぐ太陽の光、夜の天空に輝く星空を仰ぎながら生かされていることへの感謝の想いを静かに持ちましょう。

 何かに感動し、生きる目的を持てば、運勢も徐々に良い方向に流れ始め、手相はもちろん、体調も驚くほど改善されていくことでしょう。

 生きる目的や希望といっても、ことさら大きな夢や高価なものである必要はありません。


 生きる目的や希望といっても、ことさら大きな夢や高価なものである必要はありません。「あのスターの活躍を見るためにコンサートに行きたい」「この美味しいスイーツを食べたい」「あの好きな音楽を聴きたい」「素晴らしい美術展に行きたい」といったごく普通の日常的な事柄でよいのです。

 そして、実際にスターのコンサートや舞台に出かけたり、食べたいスイーツを食べ、好きな音楽を聴くことで、次の希望が生まれ、ストレスの原因を改善する勇気が湧き、人生の運気が変わり始めるのです。小さな希望や夢を持つことで、手相も変わり始め、夢に近づくことができます。
 5年後、10年後の自分がどうなっているか。何になりたいか。余暇はどういう遊びで楽しんでいるか。自分の目標や理想をメモ帳に書いてみてください。そして、一日を過ごし終わって、一歩でもその目標に向かって進んでいる努力の実感が湧けば、夢や希望に近づくことができます。人間はだれでも、最低の谷底からはい上がって大きな山の頂上を目指して一歩一歩進んでいくものです。最低を通過した者のみが最高の到達点を味わう時間もひとしお。ですから、あふれる希望や夢をかき抱くことは目標到達の原点です。
[PR]動画